こんにちは森田です。
昨日の馬渕さん、ビルダーナースさんの大阪セミナー、本当に値打ちの高い、価値ある時間でした。
巷で行われている「ノウハウセミナー」とは違って、“本当に地場ビルダーに必要なこと”が凝縮されていたように思いました。
また、スカイプの画像をプロジェクターに映すという手法で、全国施主ブログでグランプリを受賞されたという著名な施主ブロガーさんが登場。
全国の施主ブロガー同士の大きなネットワークをお持ちの方が、私たち工務店に何を望むのか、貴重な生の声をバシバシお聞きすることが出来て、とても勉強になりました。
また、当日の写真が届いてから、こちらの方は落ち着いてご報告します。
先日から、日本の総人口減少に伴い、各メーカーが海外市場に狙いを定めて展開している記事をアップしていますが、住宅業界も同じく海外市場への進出を計画しているようです。
積水ハウス 豪で大規模不動産開発 19年までに2000億円投じ6600戸
住宅最大手の積水ハウスはオーストラリアで不動産の大規模開発事業に乗り出す。
2019年までの10年間に約2000億円を投じ、シドニー近郊などで分譲マンションや戸建て住宅の建設、宅地開発などを手掛ける。
総戸数約6600戸のプロジェクトで、現地に資材工場も建設する。
海外での本格的な不動産投資は初めて。
国内の住宅市場が縮小するなか、代表的な内需産業である住宅業界でも海外展開が加速してきた。
~ 中 略 ~
豪州は昨秋以降の金融危機が実体経済に与える影響が欧米に比べ軽微だったうえ、不動産市況が比較的安定している。
移民の受け入れ政策などで人口も増えていることから、安定した事業拡大が見込めると判断。
国内の住宅市場は縮小が続いている。
国内の新設住宅着工戸数は100万戸割れが目前で、少子化で縮小は長期化が避けられないことから、住宅大手を中心に海外進出を積極化する動きが出始めている。
▼住宅大手の海外不動産投資
・積水ハウス
オーストラリアで09年から19年まで総事業費2000億円規模の住宅開発事業を展開
・大和ハウス工業
中国・大連と蘇州で大規模なマンションを開発
・住友林業
08年にオーストラリアで現地メーカーと合弁、戸建て11戸を販売、02年から米国で戸建て住宅事業を展開
日経新聞7月17日金曜日11面企業1より引用
大手ハウスメーカーは、もう国内需要の伸びには、全く期待していないというのがこれで分かりますね。
とは言っても、大きな母体を維持しなくてはいけないので、国内で落ち込む分を海外で補うという事です。
全国の中小規模の工務店の皆さん!
家を建て続けていかなければ、会社を維持することが出来ないような、薄利多売型のビジネスに参入しているなら、早めに方向転換をお勧め致します。
需要は落ちてくるのに、現状の工務店の数が多すぎると言うことから、国によって淘汰の動きがこれまで以上に加速されていくでしょう。
ハードルを徐々に上げていき、工務店側が根を上げるような政策が続けて行われることでしょう。
延び延びになぅている「4号特例廃止」も経済対策が落ち着いたら、実施されるのは明白ですね。
売り上げや棟数の世界に固執する、これまでの考え方を切り替えなければ、あなたに未来はやって来ない。
今やることは、新しい工法やノウハウセミナーに行くのではなく、愛の心を持って、お客様とのいい関係づくり、絆を強くしていくことが大切だと思います。
お忙しい中、セミナーに来て下さりありがとうございました。
お陰さまで盛り上がり、とても楽しかったです。
ハウスメーカーのこうした動きを見るにつけ、エコなんてホントに考えてるの??
と疑問を抱いてしまいます。
拡大拡充路線に未来はありません。
全てはLOVEに基づき行動できる人のみ、幸福を実感できるのだと思います。
私たちはこれからもLOVE&OPENでまいりましょう♪
HMは大所帯なので、減る分を維持するために海外進出しかないのでしょう。
拡大路線には、無理と無駄が発生します。
エコが叫ばれる中、いつまでもそんな調子では、地球環境はさらに悪化するでしょう。
拡大路線には第一愛がないですからねー。
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