こんにちは♪
整理収納アドバイザーのあぶりしゃけです。

今日は整理収納のお話ではなく、先日の森田さんの記事から思い出した、サービスのお話しを。

私が以前、まだ旅行会社で添乗員の仕事をしていたときのエピソードです。
『良いサービスをするには?』ということで、先輩から後輩に、こんな言葉が語り継がれていました。

”お客様の立場に立ってはいけない”

よく言われることと逆の事ですよね?

でも、どうでしょう。子どもなどに「人の立場に立って、よく考えなさい!」って注意したりするときって、何となく上から目線の要素が含まれているって感じませんか?
誰かの立場になって物事を考えるというときには、そこには無意識のうちに”困っている人””困らせている人”のような、弱者と強者の微妙な力関係が生まれて来るんです。

では、どんなサービスをすればいいのか・・・。
それは、もしかしたら微妙なニュアンスの違いだけかもしれませんが、さらにシンプルな考え方。

自分がされて嬉しいことをお客様にもする!

例えば、自分が誰かに誕生日のお祝いをしてもらって嬉しかったら、お客様にも同じように「お誕生日おめでとうございます」ってお声をかけたらきっと喜んでくださるはず。

自分自身に施主としての経験がなくても、さまざまな場面で自分が嬉しかったことを、お客様にあうようにアレンジしていけばサービスは無限に広がっていくはずですよね。

逆に、自分自身が受けた残念な出来事も、新たなサービスを考えるチャンスです。
「もっと、こうだったらいいのに!」
そう思ったことを、自分とお客様の状況や関係のなかでアレンジして実行していけば、さらにサービスを生み出すことができます。

サービスは、お客様の立場に立つのではなく、自分がしてもらって嬉しいことをする。
そのためには、いろんな場に出て行って人と接したり、自分自身がお客さんとしてさまざまなサービスを受けてみることも必要だと思います。。

そして、さらにお客様にあったサービスにしていくためには、お客様のことを知ることが大切。
お客様との何気ない雑談の中にこそ、たくさんのヒントがあるのかも知れません。

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あぶりしゃけさん

お客様の立場というより、とてもシンプルで分かりやすいですね。

あの有名なリッツカールトン大阪も、確かそうだったと思います。

自分がいいと思うことに対して、権限を委譲しているだったはずです。

人に教えてあげたり、指導するときは、いくら内容が正しくても、素晴らしくても、上から目線で言われると人は中々動かないもの。

そういった意味でも、自分の今のレベルで出来ることを一生懸命考えるでしょうね。

この「前向きに考える」姿勢まで持っていく事ができる人が、よきトレーナーなんでしょうね。

分かりやすい事例で、とても勉強になりました。

ありがとうございます。

そうそう、そうなんですよねぇ。
いくら相手の立場で考えてみても、相手にはなれないですものね。
ならば始めから自分がされて嬉しいことを、相手にして差し上げるのがいいですね。
それと私も気をつけているのが、どこか一定の立場にずっと留まらないこと。
例えば売り手だけの立場でモノを考えていると、買い手の気持ちを忘れてしまいがち。
常に色んな立場を経験することで、視野が狭くならないよう気をつけるようにしています。

「自分がされて嬉しいことをする」
仕事だけじゃなく、人間関係における一番大事なことだと感じました。
すごくシンプルなことなのに、意識していないとなかなか出来ないことだと思います。
いつか自然体でそんな風に人と接することができる人間になりたいです。

あぶりしゃけさんへ

も一つ言えば、

自分がされて嬉しいことを、喜んでくれる人(お客様)を見つける事!

なんていうのはどうでしょうか?

すべての人が自分と同じではありません。
でも、感性が同じ人なら喜んでくれます。

★テクノデータハウス 森田さん、ありがとうございます。

森田さんの「小さなことですが」シリーズの記事を読んで、森田さんはきっと自分がされて嬉しいことを自然にお客様にもされてるんだなぁって感じましたよ♪

リッツカールトンも、ディズニーランドも従業員にサービスの権限を委譲してますよね。
スタッフそれぞれが、どうしたらお客様に喜んでいただけるかを考えて、行動してるところから感動が生まれています。

さらに、お客様が感動される以上に、スタッフの皆さんご自身が楽しそうにお仕事をされてるのも特徴だって思います。

自分がされて嬉しいことを考えてるわけですから、考えること、行動することも楽しいんですよね!
「前向きに考えられる」
おそらく、ここに大きな違いが出てるんだって思います。

★ビルダーナースさん、ありがとうございます♪

 そうそう、そうなんです!
相手の立場には絶対になれないんですから、シンプルに自分がされて嬉しいことをして差し上げたほうが、断然よいサービスができるはずなんです。
「お客様の立場になって」をあまりにも協調されると、ちょっと嘘っぽさを感じちゃいますね。
 いろんな立場を経験すること、私もこれがすごく大切だと思います。
ジャンルは違っても、自分がお客さんの立場に立って感じたことって、自分自身のサービスに活かす大きなチャンスですよね。
 自分の心が動いたときに、「私はどうして今、嬉しいと思ったんだろう」とか、逆に「どうしていやな気分になっちゃたんだろう」って、自分自身の気持ちを客観的に見てみるのも必要かなぁって思います。
 今、セミナー講師をやりたいと思ってる私は、いろんなセミナーを聴きに行って「このセミナーや講師の方の魅力はなんだろう?」とか考えたりしてます。(笑)

★桜井一樹/桜井材木さん、ありがとうございます♪

本当にそうですね。
お会いするすべての人に対して自分がされて嬉しいことをして差し上げられれば、きっとすべての人と良い関係が築いていけるはずですよね。

そして、自分自身もきっと楽しいんだって思います。

 そうは思っても、なかなか理想どおりにいかないのが悔しいところ。。。
特に、身近な人こそ甘えが出ちゃったりしてね。

 私も、普通の暮らしの中から、自分がしてもらって嬉しいことをしてさしあげられるように意識してみます!

★防犯住宅 柴山さん、ありがとうございます♪

>すべての人が自分と同じではありません。
そうですね!
だから、お客様としっかり向き合って、お客様のことを知ることが大切なんだって思います。
 柴山さんのような、他に類のないお仕事の場合は『自分がされて嬉しいことを、喜んでくれる人(お客様)を見つける事!』、これも大切ですよね!
 整理収納も、同じなのかな?
 ただ、一般的にはお客様を選べないお仕事のほうが多いかなとも思います。(^-^;)

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