最近読んだ本で
「ほんとうの生き方」(江口克彦著)というのがあります。
この中で印象に残っている言葉があります。
「ヒューマライアンス」
コンプライアンス(法令遵守)は皆さんよく耳にしたり口にしたりすると思いますが
ヒューマライアンスとは・・・
コンプライアンスという低いレベルではなく、「人間」というものを基準にしたヒューマライアンス(人間性遵守)で考え行動しなければならない。また「法律を守っているのだからいい」という発想から「法律に違反しなければいい」という発想へ。次は「法律違反がわからなければいい」という発想へ堕してしまう。そこに現れているのは、経営者が本当にはお客様のことを考えていない、社会の事を考えていない、自分の会社のことしか考えていない、という姿です。と著者は述べられています。
私が思うにこのヒューマライアンスとは「気持の問題」だと思うのです。
気持って目には見えませんが、見えないだけにとても大切な部分だと思います。むしろ見えるとこよりも重要なものだとさえ思います。
物質依存が強くなりすぎた現在、他人を思いやる気持、優しさ、惜しみなく分け与える愛こそがヒューマライアンスの核でありこれからの社会の強力なサプリメントになってくると思います。
原口
ほんとうの生き方 したいですね。
「見えるもの」と「見えないもの」とのバランスを計り、偏らない生き方がしたい。
裁判員制度も始まりましたね。
今後、ますます法律を越えた節度やわきまえの大切さを痛感するようになっていくでしょうか。
決まりごとでは縛れない、ほんとうの愛情を試される時が来たなと思います。
いつでも「愛」を忘れずに、日々過ごせるよう精進です。
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